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2011.05.19 (Thu)

「What Einstein Told His Cook」

「What Einstein Told His Cook」という本を読みました。



キッチンの科学を説明、というサブタイトルのついたこの本は、読者からの質問に化学者である著者が答える、という形式で構成されています。


へ〜〜〜という事がたくさん載っていて、とっても面白かったです


「なぜパスタを茹でる時にお塩を入れるのですか?」という質問があり、沸点を上げるためやん〜と思いながら読み進めると「塩味を付けるためです。」との回答


え〜、間違ってるしぃと思っていると、「一般的に言われている沸点を上げるというのは間違いです。」と。


ドライブウェイに積もった雪を溶かすぐらいの濃厚な塩水ならともかく、料理に使う程度であれば沸点はほとんど変わらないそうです


沸点が多少上がったところで茹で時間は0.2秒ぐらいしか変わらないから、そこまでして急ぎたい人はキッチンからディナーテーブルまでパスタを運ぶ際にローラースケートを履いた方がいいでしょう、というオチがついていました(笑)


また、バターは脂肪・水分・タンパク質で構成されているそうなのですが、溶かしバターにする事で水分・タンパク質を取り除ける、と。


バクテリアはタンパク質をエサにしているため、脂肪オンリーの溶かしバターには繁殖しないそうなのです。


なので、インドで使われている「ギー」と呼ばれる溶かしバターは、冷蔵庫のあまり普及していないインドではとっても理にかなっているそうです


昔の人の知恵ってすごい


なっく家ではブリタのピッチャー型浄水器を使っているのですが、トロントの水道水には虫歯予防のためフッ素が添加されています。


浄水器でフッ素も取り除かれてしまってるのかなぁ…とちょっと心配していたのですが、それもちょうど本に載っていました


一般的な浄水器は活性炭とイオン交換樹脂というので出来ているそうなのですが、活性炭は塩素や大きな不純物を取り除き、イオン交換樹脂は水中に溶け込んだ金属を吸収するそうです。


ですが、プラスイオン化した金属のみを吸収するらしく、マイナスイオンであるフッ素はそのまま水中にとどまるそうです。


よかった


先週末アメリカに行った際にボブがビールを1ケース購入しました


ですが、缶にアルコール分が何%かの表示がありません。


「きっと、1%ぐらいしか入ってへんから書いてないんちゃう」と言っていましたが、ビールのアルコール分の表示については、州によって法律が異なるそうです。


もともとは、禁酒法の撤廃後、アルコール分の高さを競うのを避けるため、缶にアルコール分を表示することが禁止されていたそうです。


今でもアメリカの27州でアルコール分の表示は禁止されていて、4州では3.2%未満の場合のみ表示義務があり、残りの州では表示してもしなくてもどちらでもいいそうです。


ちなみに、ボブの買ったビールをネットで調べてみると、アルコール分は4.7%でした〜


あと、電子レンジの危険性についても書かれていました。


初期の頃の電子レンジならともかく、最近ものはきちんと設計されているので電磁波が漏れでてくることはないそうです。


ただ、電磁波は金属を通過しないけど、ガラスは通過してしまうそうです。


なのでドア部分のガラスからは通過する可能性はあるけれど、今は表面に細かい穴の開いた金属フィルムが貼ってあるので、それも大丈夫だそうです


その穴から電磁波は漏れるのではとも考えられますが、電磁波の波長は4.75インチ(12センチ)もあるので、その穴を通り抜けることは不可能なのだそうです


他にも色んなことが科学的&化学的に易しく説明されていて、とっても参考になりました

テーマ : 読んだ本の紹介 - ジャンル : 本・雑誌

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